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学位論文・進路

学位論文

博士前期課程

平成27年度

国際関係分野
  • 都市農村交流と地域住民の主体性の生成と変化―山口県長門市俵山地区の実践から―
  • フットパスを活用した持続可能な地域づくりの展開―熊本県下益城郡美里町の事例を中心として―
  • NGOのビジネス展開におけるパートナーシップと社会的役割
  • The Impact of Oil Multinational Corporations on Security in the Niger Delta Region of Nigeria
    (ナイジェリアのナイジャデルタ地域における石油多国籍企業の安全保障上の影響)
  • Performance, Emotion and Imagination – Pop Music’s Emergence and Mixture with Patriotism Ballads in Mainland China-
    (パフォーマンス、感情とイマジネーション―中国大陸におけるポップミュージックの出現及び愛国歌謡曲との融合―)
  • Destruction of States: A Comparison of Cases in British West Africa
    (国家の崩壊―旧英領西アフリカにおける事例の比較)
  • 日本のアニメや漫画から見る中国若者のダブルスタンダード―ステレオタイプの理論を踏まえて―
  • 中国の「耽美」文化に関する研究―中国の腐女子の生態とその社会における影響を中心に
社会学分野
  • 刑事司法における世論の制度化―近代日本の死刑存廃論争
  • スピリチュアル本による自己変容の諸様式
  • 地域で生きること地域を守ることのリアリティ―岩手県宮古市における消防団の文化的標準―
  • 中国社会における医師と患者の関係について
  • 工業化された農村における「農作業」の意味―紹興地域のX村を事例として―

平成26年度

国際関係分野
  • 「国際貢献」の軌跡―言説の変動をめぐる諸相―
  • 「もの」と地域性―山形県産日本酒が「地酒」になる過程を題材として
  • 沖縄の返還軍用地における集落の再構成―読谷村宇座の民族誌的研究
  • 社会開発プロジェクトの地域展開に関する民族誌的研究―バングラデシュ地方行政における参加型農村開発プロジェクトの事例から―
社会学分野
  • 日本の高校教育における生徒の包摂不可能性の顕在化と1970年代―『月刊生徒指導』に見られる教師の語りに注目して―
  • いじめ問題の新たな構築過程の考察~大津いじめ自殺事件における外部調査委員会の登場とその報告書に注目して~
  • 八幡製鉄『製鉄文化』に見る職場文学の誕生と変容
  • 戦犯裁判と日本人の「表象」―BC級戦犯をめぐる新聞報道の分析から―
  • 現代中国の「大学生村官」に関する社会学的考察―インタビュー調査を手がかりに―
  • 現代中国におけるネット・コミュニケーションの研究~人海検査に見られる話題のネタ化を中心にして~
  • 「幼女」の語られ方―中国現行刑法における「嫖宿幼女罪(幼女買春罪)」の解釈をめぐる法的言説と日常的言説
  • ソーシャルワーカーによる逸脱行動の原因構築―台湾における非行少年の家庭環境をめぐる解釈と介入

平成25年度

国際関係分野
  • 地球市民」という政治思想―戦後左翼思想の進化の過程を中心に―
  • 現代モロッコ王国におけるマイクロファイナンスの実践論理に関する人類学的研究
  • An Assessment of the Anti-Nuclear Movement in Post-3.11 Japan: from the Political Opportunity Structure Perspective
  • まちづくりにおける食の開発と地域資源としての活用 ―茨城県土浦市つちうら咖喱物語を事例として―
  • 国際政治理論と歴史の関係性に関する一考察:英国学派の国際社会論を事例として
  • 中国人による日本的花見の受容―日本の花見文化と比較する―
  • 日本の捕鯨政策をめぐる対米外交と内政 ―1982年の商業捕鯨モラトリアムへの対応と日米漁業交渉との相互連関―
社会学分野
  • 犯罪少年の家族に対する責任帰属の論理
  • 摂食障害はどのように語られてきたのか―新聞を中心とした通時的語りの考察―
  • 深圳市における外地人の帰属意識―都市ホワイトカラーの定着志向と流動志向からの考察
  • 歴女の間の活動から見る現代女性のコミュニケーション作法

平成24年度

国際関係分野
  • 中国の戸籍制度と都市部における二元構造の現状-寧波市における新世代農民工に基づく聞取り調査から-
  • 中国における区域経済一体化と地方ガバナンスの変容―湖南省長株潭都市群建設を事例に
  • 日本における王位-なぜ日本において王位が1400年以上も存続してきたのか-
  • 戦後アジア主義の軌跡―敗戦直後から1970年代までを中心に―
  • 欧州安全保障防衛政策の進展をめぐる調和と対立
  • An Interpretation to China’s Tough Stance in the Disputes regarding the Islands in South China Sea
社会学分野
  • 「在日としても」生きるために―出会いの<場>で作られるエスニシティの解読―
  • 「無垢な犯罪被害者」という制度―通り魔・爆破テロ記事に見る「被害者」カテゴリーの変容とその言説史
  • 地方都市における戦争の記憶とその展示―愛媛県松山市「坂の上の雲」フィールドミュージアムの事例から―
  • 小児Ⅰ型糖尿病者のライフヒストリー―隠しながら〈普通〉に生きる人々の生活実践―
  • 「性同一性障害」と大衆言説―「社会問題の社会学」の視角から―

博士後期課程

平成27年度

国際関係分野
  • Politics of Regulations of ICTs Telemedicine: Analysis of Rural Areas of Peru
    (ICTを利用した遠隔地医療政策の政治学―ペルー農村部の分析―)
  • Anti-Corruption Demands and Government’s Defense: The Case of Peru, 2000-2014
    (汚職防止の要請と政府の対応―ペルーの事例、2000-2014―)
社会学分野
  • ソフトウエア開発現場における自発的・没入的労働エスノメソドロジー―X社開発部門で働くエンジニアたちの語りから―

平成26年度

国際関係分野
  • Language Politics and State Policy in Nepal: A New Perspective

平成25年度

国際関係分野
  • Reimagining the Filipino Nation: Insights from the Filipino Diaspora Experience in East Asia

平成24年度

国際関係分野
  • アメリカにおける福祉国家再編の起源‐ニクソン政権の福祉改革を中心に‐

修了生の声

柳 至(Yanagi Itaru)

平成24年3月に筑波大学大学院人文社会科学研究科国際公共政策専攻修了、博士(政治学)
筑波大学人文社会系特任研究員などを経て、現在、琉球大学法文学部准教授

  1. 研究テーマ(大学院から現在にかけて)
    政策や組織の廃止がどのようにして起こるのかを研究しています。我が国は中央政府・地方政府ともに莫大な長期債務を抱えています。債務を減少さ せるためには、歳入の増加とともに既存の政策・組織の廃止という形で政府が提供していた公共サービスを縮小させて歳出を削減する必要があります。 こうした廃止が実際にどのようにして行われているのかを我が国の地方自治体を対象に分析しています。
  2. 研究者を志望した動機・理由
    私が中学生から高校生のころにかけて、行政活動への疑念の声が高まる中、様々な行政改革が行われました。こうした中、行政活動を改善するために はどのようにしたら良いのだろうかという漠然とした問題意識を持つようになりました。行政活動に関わる職業には様々なものがありますが、客観的な 立場から行政活動を分析できる研究者を志望するようになりました。
  3. 筑波大の国際公共政策専攻を選んだ理由
    充実した教授陣と複数回の入試に惹かれて国際公共政策専攻の前身である現代文化・公共政策専攻の一貫制博士課程に入学を志望しました。行政に関 する学問分野には法学の観点からアプローチするものや政治学の観点からアプローチするものなどがあります。私は学部卒業間際になって政治学の観点 からのアプローチに興味を持ったため、受験することができる政治学系の大学院は限られていたのですが、筑波大学では複数回の入試を行っており、受 験が可能でした。また、行政学・地方自治論を専門とする伊藤修一郎先生(現学習院大学)や、多くの政治学系の先生方がいらっしゃったため入学を志 望しました。入学後は充実した教育・研究環境に満足していたため、専攻改組の結果生まれた国際公共政策専攻の博士後期課程に進学しました。
  4. 国際公共政策専攻で学んでよかったと思うところ
    特筆すべき点は学生1人当たりの教員数の多さと面倒見の良さだと思います。大学院における授業は、時には教員1人に対して学生が1,2人というぜい たくな環境でした。研究指導は授業内だけではなく、授業外でも行われました。特に学外への研究成果の発表や博士論文執筆の際には、原稿用紙が真っ 赤になるほど綿密な指導を複数の教員から受けることができました。
    大学院進学にあたっては経済的な問題もありますが、学内外での支援制度もありました。学内では、ティーチングアシスタントやリサーチアシスタン トを行い、給与を得ることができましたし、授業料免除制度もありました。学外では、各種の民間奨学金を受けている学生も多くいました。また、個人 的には日本学術振興会の特別研究員に採用され、研究奨励金や研究費を支給されたことが有難かったです。専攻でも特別研究員制度への応募が推奨され 、多くの先輩が採用されていました。
    他専攻や他研究科の授業も自由に受けることができるカリキュラムであったこともよかったと思います。他専攻の先生が率いる研究プロジェクトに参 加させてもらい、そこで新たな研究手法や視点を学ぶことができたのは自分の研究にとっての糧となりました。

修了生の進路

前期課程修了

平成26年度

  • 進学6名(本専攻後期課程、京都大学大学院)
  • 就職4名(地方公務員や民間企業)
  • 就職活動1名
  • 帰国1名

平成25年度

  • 進学4名(本専攻後期課程、東京大学、海外の大学の大学院)
  • 就職4名(独立行政法人や民間企業など)
  • 就職活動3名
  • 留年3名

平成24年度

  • 進学4名(本専攻後期課程)
  • 就職3名(高校教員や民間企業など)
  • 就職活動1名
  • 留年4名

後期課程修了(修了時)

  • 国立大学3名
  • 私立大学1名
  • 海外の大学2名

大学院人文社会科学研究科全体の進路動向は、筑波大学ホームページの次のリンク先をご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/aftercollege.html